ISKAとは何か?


ISKA/インターナショナルスポーツキックボクシング・カラテ協会は、キックボクシングと総合格闘技の王座認定団体。

アメリカンカラテ(フルコンタクトカラテ、日本のキックボクシングスタイル、国際ルールのムエタイ、ベラトールやグローリー、世界の各団体からルールレギュレーションを依頼される)の、統括認定団体である。 本部はアメリカ合衆国フロリダ州。

フルコンタクト(アメリカンカラテ)、フリースタイル(ヒジとヒザ蹴り無しのキックボクシング)、オリエンタル(ヒジのみ無しのキックボクシング)、ムエタイ(ヒジ打ちあり)、k1(ヒジ打ち無しで、ヒザ蹴りは1打撃のみ)の5種類。
ルールが5種類あるのは、ヒジ打ち、ヒザ蹴り、身体を蹴るなどが 各国で法的に認められない国があり、それへ対応した国法の元での公式試合ルールで行われる為である。 アメリカ国内では、ヒジ打ち、ヒザ蹴り、ローキックなどは州法にて禁止されている。

アマチュア部門では、世界アマチュアキックボクシング大会やアメリカンカラテの大会(USオープン大会、ヨーロッパ大会、世界選手権も含む)も定期的に開催している。


武禅館の指導者はISKAレエフェリーライセンスを取得しています.

ISKA日本支局のプロ部門、アマチュア部門等 全ルール統括部長、河邉健司先生よりレフェリーライセンスを認定されました。



■C-levelレフェリーライセンス取得者■
小池一也(館長)
阿波美佐紀(多治見指導員)
谷口貴寿(徳重分支部長)
鈴木司(マスターズ代表選手)

武禅館が取り組むISKAキックボクシングルール。

【試合構成】
1. 試合は、それぞれ最大 2 分間の最大 5ラウンドで構成することができる。
各ラウンドの間に最低 1 分間の休憩。
例1予選 本線 2 分 2R 延長 1R 決勝 2 分 3R 延長 1R
例2予選 本線 2 分 1R 延長 1R 決勝 2 分 2R 延長 1R
延長戦は全てマスト判定とする。
募集クラスのレベルにより主催者の判断で 1 分 30 秒などの試合時間を設ける事も可能。
2. レフリーおよびリングサイドの医師のみが、試合を停止する権限を与えられている。
その他の裁定については主催者に委ねられる。抗議が提出された場合、適正な手続きにより明確なルール違反を主張する事が出来る。
3. すべての試合は、3 人のジャッジによって評価され採点される。
4. 採点:
A. 10 ポイントスコアリングシステムでおこなわれる。ラウンドの勝者には 10 ポイントが与えられる。
B. ラウンドは 10-9、10-8、または 10- 7 のポイントで判断される。
C. ラウンドが拮抗している場合 10-10 のスコアが与えられる。
D. 各ラウンドごとに採点がされ、優劣を判断するアクションがなかった場合、そのラウンドはドロー(引き分け)として採点される。 これは審査員の判断に委ねられて
いる。
【試合場】
1.競技場にはボクシングリングもしくは、柔道畳、ウレタンマット(厚み1.5セン
チ以上)の物を使用すること。
2.ボクシングリングの内寸(ロープ内)は縦横 488 センチ以上であること。
柔道畳、ウレタンマットの内寸(競技スペース)は縦横 546 センチ以上であるこ
と。
【採点基準】
試合は、次の優先基準を使用して評価される。
1. ノックダウンの数。
2. 対戦相手に対する有効打。
3. クリーンヒット(的確な打撃)の数
4. リングジェネラルシップ(積極的にゲームメイクしている事)
5. ノックダウンの場合、レフェリーは立っている選手をニュートラル コーナーに送り、ダウンしたファイターを 8 カウントをまで数える。
ダウンは、ファイターが足の裏以外のものでマットに触れたときとして定義される。
認められた攻撃でダメージを与えた結果として体制を崩した場合、スリップかダウンが宣告される。無防備な姿勢でロープにもたれかった場合レフリーは、ダウンを宣告する。
レフリーが「スリップ」と示した位置からレフリーの指示の後に起き上がれなかった場合、ダウンが宣告され審判はカウントを開始し、ノックダウンの手順を始める。
ファイターが 10 カウントで立ち上がらない場合、KO と見なされる。
選手が怪我をした場合レフリーは、その裁量の適切な行使において、医師を呼び怪我を治療することができる。
対戦相手の有効打によって裂傷等の怪我を負った場合ノックダウン、TKO によって
対戦相手の勝者を宣言する。
6. スリーノックダウン ルールは、ファイターが 3 回ノックダウンされた場合にのみ有効。同じラウンド内で3回ダウンした場合 TKO が宣告される。2回目のダウンまではカウント8までコールする。
7. レフリーは「8 カウント」まで数えダウンしたファイターが継続すべきかどうかについて最善の判断を下す。
8. 最終ラウンドでダウンしたファイターは、ゴングによって救われることはない。
9. すべての選手は、試合中にマウスピースを着用する必要があり、着用なしで試合を開始することはできない。(ジュニアは任意)
試合中にマウスピースが外れた場合、レフリーは試合時間を止め、マウスピースをすすぎ、最初に選手の口に戻す。
マウスピースを意図的に外していると判断した場合は減点することができる。
10. ファイターがリングから落ちた(畳の試合場は仕切り線から出る)場合、ファイターは 20 秒以内にリングに戻らなければならない。ファイターは、観客またはセコンドを含め、誰からもサポートを受けてはならない。ファイターがアシストされた場合、ポイントが差し引かれるか、失格となる可能性がある。
ファイターが故意にリングから落下または投げ出された場合、レフリーは試合時間を止め選手にリングの戻る許可を与えなければならない。怪我があった場合、リングサイドの医師に判断を求める、落としたファイターに罰則を科す。
レフリーは、必要に応じて反則、減点のアクションを示す。
11.ファウル(反則)
A. 頭突き。
B. ローブロウ(下腹部・金的への攻撃)。
C. 膝関節に向けられた全ての打撃。
D. 後頭部や背骨(背後から正中線)への攻撃。後頭部とは耳から後ろへの部分を指す。
E. のどへの攻撃。(クリンチの際に喉を絞めること)
F. ダウンしているファイターを攻撃する。
G. レフリーの指示に従わない。
H. ブレイクの後の攻撃
I. ゴングの後の攻撃
J. 攻防中またはクリンチ中にロープを保持または使用する。
K. 相手との攻防を避ける消極的な行為。(反則を故意にアピールすること)
L. 虐待的な言葉やジェスチャーの使用。
M. 故意に動作を遅らせる:例えば、マウスピース口から吐き出すことを繰り返す。
リングから落ちて遅延を引き起こす。
N.サミング
O. 攻撃に繋がらないキャッチを繰り返す行為。 (ファイターは相手の蹴っている足をつかみ1回のみ攻撃が出来る。一歩を踏み出す間に 1 回の攻撃を行った後、すぐに足を離さなければならない。)
P. 認められた打撃以外の方法で選手をダウンさせようとする試み。 ネックロック、サブミッション、スイープ、タックル、テイクダウン、投げを含む。
Q. 噛む。
R. 相手に唾を吐く。
S. グローブの部分以外の他の部分で打つこと。
T. ホールディング。これは、対戦相手を繰り返しつかむ、または拘束することを定義とする。相手の攻撃を防ぐための消極的なクリンチは認めないが攻撃につなげる掴みは認める。 レフリーが攻撃につなげるための判断した場合はこれに含まず。
膠着状態が続くと判断した場合 5 秒以内にレフリーは選手を引き離す。
U. 相手の頭への膝打ち
反則についてレフリーは次のアクションをとる。
1 回目の反則:口頭注意
2 回目の反則:減点 1(イエローカード提示)
3 回目の反則:減点2(イエローカード提示)
4 回目の反則:減点3(レッドカード提示)
反則はラウンドリセットせず、種類分けせずに累積される。
例:ローブロー+消極的クリンチ=減点2
12. 有効な打撃:
A. すべてのボクシングストライクは、認められたターゲットエリアに対して行われる。
B. 認められたターゲットエリアへの膝打ち
C. ベルトラインより上の許容されるターゲットへのすべてのキック攻撃
D. 足またはすねを使って実行されるすべてのキックストライク膝関節に向けた打撃は反則。
認められた攻撃箇所
a) 頭の前部と側面 (顔面膝蹴りは反則)
b)フロントとベルト部分より上の胴体の側面。
c)ローキックによる膝関節を除く脚全体。
13. 試合の勝者は、次の方法で決定される。
A. ポイントの判定: 両方の競技者が予定されたラウンドを終了するとジャッジの得点により勝敗が決定する。
B. ノックアウト: 競技者がレフリーの 10 カウント以内に試合を再開できない場合 KOが宣告される。
C. テクニカル ノックアウト(TKO):
1. 競技者が競技を再開する意思を示さない、または競技を再開することができないとレフリーが判断した場合 TKO が宣告される。
2. オフィシャル(主催者)が試合を続けるに値しないと判断した場合。
3. ラウンド開始ゴングの後、ファイターがコーナーを離れなかった場合。
4. レフリーが、勝敗がつていると判断した場合。
試合を続けることはアスリートの健康と安全を危険にさらすことになります。
5. 正当な攻撃(反則以外)による負傷により、医療上の理由で試合が中止になった場合。
6. セコンドがレフリーに指示した場合(試合放棄)
選手のセコンド(コーチ/コーナーマン)がタオルをリングに投げる行為をした場合。
D. 失格:
1. レフェリーが、故意過失にかかわらず反則行為を理由に選手を失格にすることができる。
2. レフリーは、試合中にコーナーからセコンドがリングに入った場合、その選手を失格とする。
休憩時間以外のラウンド中に、ファイターの 1 人に触れたりした場合も同じ。
オフィシャルの許可がある場合を除く。
E. ドロー:
1. すべてのラウンドの終了後、3 人のジャッジのうち少なくとも 2 人以上がいずれかを支持しなかった場合。
2. 両方のファイターが同時にダウンし、どちらも試合を再開できない場合。
レフェリーのテンカウントは必要です。
F. ノーコンテスト:
1. 1ラウンドで偶発的なファウルの結果として試合を続行できない場合。
意図的なファウルによる負傷:
A. 故意のファウルにより、試合が中断するほどの深刻な怪我を負った場合
直ちに、ファウルを引き起こしたファイターは反則負けとなる。
B. レフリーがアクシデントにより競技を継続できない場合。
C. 故意の反則による負傷により、試合の途中で試合が中止された場合。
2ラウンド以降
(i) 負傷した選手が1ラウンドポイントで優位に立っている場合、反則した選手は失格と宣言され、1ラウンドのジャッジが反映され勝利が宣告される。
(ii) 負傷した選手が1ラウンドのポイントが劣っている場合、試合は無効になる。
テクニカルドローとなる。
D. ファイターが対戦相手の反則で怪我をしたが、試合を続けることができた場合、レ
フリーは何の処置も取らないが、怪我を正当な打撃によって生じたものとして扱ってはならない。 もしもレフリーが、負傷した選手が試合を続けることができないと判断した場合、その選手は TKO/KO で負ける。有効打にかかわらず嘔吐などにより試合を中断する場合も、その選手は TKO/KO で負ける。
16. 偶発的なファウルによる負傷
A. 故意でない反則により、試合が中断するほどの深刻な怪我を負った場合
試合が完了していない場合、試合は無効試合という結果になるものとする。
1ラウンドが成立していない場合に限る。
B. 意図しない反則により、試合が終了した時点で試合を中止するほどの重傷を負った場合。
1ラウンド試合が成立している場合、試合はそのラウンドの採点で判断されます。
判定による不成立なラウンドを含む。
3 ラウンドの試合の場合、第 2 ラウンドを完了するか、5 ラウンドの試合の場合、第3 ラウンドを完了した、または試合の第 4 ラウンドを完了した時点でネクストラウンドの開催を決める。
UNINTENTIONAL ファウルによる負傷が、すぐに試合を中止できるほど深刻ではない場合に限る。
ラウンド開始後、反則ダメージにより試合が中止される原因となった場合、試合は没収試合とされるものとする。
未完のラウンドを含め、それまでのラウドを審議し試合公式のものであるかどうかの決定。 それ以外の場合、試合は無効試合になる。
C. ファイターが故意に対戦相手にファウルを試みて怪我をさせた場合:
(i) 戦闘を継続できる場合、レフェリーは休憩以外の措置をしない。
(ii) 選手がスポーツマンシップに反する行為をしたとレフリーが感じた場合
レフリーは試合を止め、選手を失格にすることができる。
(iii) 反則選手が背を向けた場合
レフリーは、その権限を適切に行使して、攻撃によって引き起こされたものと同じダメージとみなしノックダウンの手順を踏 TKO によって試合を終了して対戦相手の勝者を宣言する。
17. グローブは8~14 オンス(小学生~中学生)12~16 オンス(高校生以上)のボクシンググローブを使用。
ヘッドギアおよびシンガード(脛あて)すねを含むプロテクターは、主宰委員会に
よって決定される。
18. 男性の競技者は、上半身にラッシュガード以外の衣類やその他の服装を着用してはならない。 タトゥー(刺青)がある競技者はタトゥー部分が見えないようにラッ
シュガードを着用する必要がある。
女性競技者は、半袖 (肘より上) のラッシュガードまたはスポーツ ブラを着用する
必要がある。タトゥー(刺青)がある競技者はタトゥー部分が見えないようにラッ
シュガードを着用する必要がある。
19. 試合終了前に選手はリングを離れてはならない。 試合開始時にいない場合、レフリーはカウントを開始し KO を宣告する。

2023 年 10 月 22 日改訂




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