名古屋市緑区の総合空手道武禅館の組手ルール

名古屋市緑区鳴海町に本部道場を構える総合空手道武禅館では、伝統派空手をメインに稽古し、更なる研鑽を求める方には総合格闘技(MMA)の試合挑戦を用意しています。。

空手とは昔より、戦場で身を守る為の武術であり、護身術である。
私達は創設時とより、この信条だけはブレずに、様々な挑戦をしてきました。
「このルールならできる」、「このルールではできない」など、競技ルールを前提とした空手になってしまっては、護身術の意味がないと総合空手道武禅館は考えています。


今現在、武禅館は空手の持ち味を磨き、また実戦の場に応用できる能力を養う目的で、この一日をこの二本立てで練習しています。

・伝統派空手
・総合格闘技(MMA)


フルコンタクト空手にはない、顔面攻撃はもちろん、背面へ回り込み加撃を加える技術や投げ技など、実戦での初歩的な技術を安全に学べるというのが、伝統派空手ルールの特徴です。
近年では当館より正道会館主催のカラテプラスにおいて、一大会につき3〜5人の定期的な入賞者が出ます。
初段以上には、土曜夜、非公開に行われる総合格闘技(MMA)クラスに自由参加でき、グラップリング(組技)を覚えて、総合格闘技に挑むことができます。


以下、道場での組手時の大まかなルール説明をさせて頂きます。

武禅館の伝統空手ルール

参加する団体 正道会館カラテプラス、全日本空手道連盟(全空連、WKF)など。
ルール概略 相手と8ポイントの差をつけることで勝利が決まり、試合時間以内に勝敗が決しない場合、試合終了時点で多くのポイントを取っている方の選手が勝利となる。同点の場合は判定にて決定される。 また、反則行為の累積(忠告→警告→反則注意→反則)により勝負が決まることもある。
試合時間 2〜3分間
判定方法 有効(1ポイント) 上段突き、打ち 中段突き、打ち
技あり(2ポイント) 中段蹴り
一本(3ポイント) 上段蹴り 投げられた、倒れた相手に対する有効打
主な反則技 【カテゴリー1】
過度の接触 腕、足、甲、そけい部、関節に対する攻撃
平手、貫手による攻撃
危険な投げ(回転軸が腰より上)
【カテゴリー2】
負傷の誇張
場外
無防備
不活動(約30秒間双方何もしない)※残り10秒では取られない
逃避(残り10秒で勝っているときに相手から逃げる)
両手で相手を掴む行為、クリンチ、タックル、押すなどは不可
※掴みが即座である、片手で蹴りを掴む、片手で相手を掴むのは例外的に有効
コントロールされてない技
相手に話す、相手や審判に対する無礼

武禅館の総合格闘技ルール

参加する団体 パンクラス、DEEP、修斗、RF空手(着衣型総合格闘技)の$つ
ルール概略 総合格闘技(MMA)はルールによる攻撃手段の制約を最大限排除したうえで技術を競い合う試合形式のことを呼ぶ。打撃系格闘技の多くでは固め技・投げ技が、組技系格闘技の多くでは打撃がルールで禁止されているのに対し、総合格闘技ではその両方を認めることから、「何でもありの格闘技」とも呼ばれ、そのため実際の試合にあたっては様々な格闘技の技術が使用される。
ボクシング、空手、ムエタイなどの立った上体での突き、蹴り打撃を駆使する”打撃(立ち技)系格闘技”と、レスリング、柔道、ブラジリアン柔術など相手と組んだ状態で固め技や投げ技を駆使する”組技系格闘技”の両方の技術が必要とされる。 。
試合時間 5〜10分間
判定方法 打撃によりレフェリーが試合を止めるTKO(テクニカルノックアウト)、関節技や絞め技、もしくは打撃によるタップアウト、レフェリーによる見込み一本や口頭でのギブアップ(サブミッション、一本勝ち)により勝敗が決定される。
他に医師、セコンドが試合続行不可能と判断した場合ドクターストップ、セコンドのタオル投入によりTKOが宣告されることがある。
規定時間内に決着がつかなかった場合、審判によって採点がつけられ、2人以上の審判の支持を得た者が勝者となる。
主な反則技 開催者側が参加者の安全を確保する法的義務が存在するため、禁じ手なしでの興行は実際にはあり得ない。目潰し・金的攻撃・頭突きなど、急所のうち特に人体に危険を及ぼしうる部位への攻撃については、安全性への観点からほぼ全ての大会で禁止されている。

その他、昇段審査時の複数組手ルール

名古屋市緑区の総合空手道武禅館のプルリング(対複数組手)ルール

代表的団体 ハワイ格闘技カジュケンポを参考に武禅館オリジナル
ルール概略 ・一対複数でノンコンタクトによって競う。
判定方法 全空連ルールを軸に、1対複数での組手を行う。対戦相手一人に対し3ポイント以上先取した場合、その対戦相手は試合場から速やかに立ち去るものとする。またその判断には「一抜け」と号令がかかる。掴みを許され、人間を盾にする行為が認められる。複数の相手から合計8ポイント先取された場合、「失格」との号令がかかり負けとなる。
主な反則技 【カテゴリー1】
過度、軽度に関わらず攻撃箇所の接触
危険な投げ(回転軸が腰より上)
【カテゴリー2】
負傷の誇張
無防備
不活動(約30秒間双方何もしない)※残り10秒では取られない
コントロールされてない技
相手に話す、相手や審判に対する無礼