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用語集「組手」について

「組手」とは実戦を模した練習方法であり、少林寺拳法や柔道でいうところの「乱捕り」を指す。他にもフルコンタクト空手を始めとする近代空手では西洋武術のようにスパーリングという名称を用いる流派もある。


空手における組手の歴史は曖昧であるが、松濤館流の開祖であり唐手(後に空手と改称)を沖縄から本土に伝える歳、型法(型稽古)の伝授に終始したが、これは「空手道」に至るまで前段階に過ぎないとも発言している。
よって現代において、空手修練において型と組手は車の両輪であり、欠かせないものとなっている。


しかし、組手の修練も目的次第で大きく空手が変容してしまう問題があり、それらが空手から空手特有の技術を衰退させてしまっているのも事実である。



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