館長からのメッセージ


一生懸命やっているつもりでも、「集中しろ!」と叱られる。
相手を思いやっているつもりでも、相手の望んでいることと合わず、誤解され、孤独を覚えてしまう。

私の道場には発達障害による悩みを抱えた子が多くいます。
私自身もADHD、統合失調症を理由に障害者福祉手帳を受けています。
過去、多くの悩みを抱え、今ももちろん悩みの真っ只中にいますが、空手道、空手道に関わる先生、先輩方、国、地域行政に助けられて生きてこれました。
そして、今、私の道場で力貸してくれる指導員のみんな、事務員のみんなに助けられ生きています。

報恩、報国。

こうして生きて来られた恩返しをしたい。
40代となり、空手の道を選んで30年以上が経過した今だからこそ、強く思います。
自分の生活を守るだけなら、細々の体育館を借りて、気楽に週1回程度の指導をして、デイサービスに通いながら好きなように生きていくだけでもよかった。
時折、そうしていれば楽だったなと思う時もありますが、やはり規模を広げて、それでも「報恩、報国」を実現し、空手界の為、地域の為に働いていきたいという覚悟があり、14年が過ぎました。


私達には私達にしかできない道があります。
私と同じ悩みがある方は、私達と共に空手の可能性に賭けてみませんか?