【経営理念】

『何と戦っても強い。 想像し得ない未知の空手を作る。』

1.様々な場を様々な人で打ち勝つ強さを追求する。
2.自己的課題を解決する強さを追求する。
3.社会的課題を解決する強さを追求する。
4.古きを知り、新たな強さの形を創造する。


【クレド(信条、約束)】
道場経営は道場生の為。
キャパシティを越えた生徒を抱えない。
それは一人一人と向き合う為。
人生に有益になる空手の知恵。
人生を無駄にさせない空手の指導。


武禅館の目指す社会的ヴィジョン



武禅館の目指すものは「なめらかな社会」です。


なめらかな社会とは何か?
それは他の局所を認め、他を想像し、他の局所に寄り添った新たな発想をする社会です。


私達、武禅館は元来の古代日本の社会における「一君万民」や「大和心」といった言葉を、現代風に言い表すと、そのようものであったと考えております。


明治以降の日本の流れを見ると、出る杭は打たれる社会です。


戦後、自由が強調されるようになりましたが、その本質は変わっていません。


私達、武禅館はこれを「歯車社会」と呼んでいます。


歯車社会とは、一部の突出した個性が歯車と歯となり動かしている社会です。


当然、そこには利権が発生し、新たに突出しようとする個性を叩き潰します。
それは、利権を握った者が、その利権を独占したいと思うからです。


なぜ明治以降、そのような社会になったのか?



それは開国以降、強者が利権を独占する帝王学的なヨーロッパの政治文化を模倣した国家再編を行ったからであります。


また、そうした政治体制の元で生活する国民は、歯車社会が文化レベルへと浸透していくのです。


そして、日本はアメリカからの占領支配を受け、西洋的思考は盤石となってしまいました。


武禅館ではそう考えています。



武術、武道は日本の文化です。
日本神話の代からの精神、思考、所作、身体操法を継承する伝統文化です。


まさに古代の人々から、現代人に至るまでに積み重ねられた叡智と呼ぶべきものです。


武禅館では、そうしたスポーツではない、真の伝統文化である武術、武道を模索しています。
古人からの叡智を現代人に伝え、発展させる試みをしているのです。


当然、その叡智は、現代風に言えば脳機能学、神経生理学などの身体的知識はもちろんのこと、宗教学、心理学などの心の問題も含んでいます。
また「人とは何か?」という問いを求めるのが武であるため、現代でいう政治、経済、マーケティングなどにも応用が利くことは間違いありません。


武とは人の本能を司る学問である。
この世に起こりうる全ての事象を包摂する概念なのです。


そのような真の武を学ぶことにより、古代日本にあった「なめらかな社会」を実現できると、武禅館は信念として自信を持っております。


他の局所を認め、他を想像し、他の局所に寄り添った新たな発想をする社会。
なめらかな社会を実現することで、日本の閉塞感は打破されます。


日本国民はコミュニティではない、自分とは違った他人と繋がる和合という幸福を得られます。
また、新たな発想の下、新たな市場も生まれ、経済も活性化する起爆となります。



記憶する時代は終わり、選択する時代が到来しました。
それも気付かない間に終局を迎え、創造する時代が到来しています。


しかし、創造も私達の心の器によって飽和状態となる時代がまもなく訪れます。
その飽和状態を打破する秘策こそ、心の器を広げることです。


私達は「心の器の時代」に備え、なめらかな社会を実現しようと考えているのです。


武禅館が掲げる信頼のお約束


私、館長である小池一也、および私達、総合空手道武禅館は、「武道教育者」という立場を以て、日本国民の皆様にこのようにお約束をいたします。


「"心の器の時代”に備え、なめらなか社会の創造者は育成します。」


その為に、掲げる武禅館の教育方針は以下の3つのテーマを元に構築しています。
武禅館では、この3つのテーマを武禅三行と呼んでいます。


「自然」


「自由」


「真理」


私達は、武の禅行であるこの3つを教育において遵守し、社会貢献のできる人間の育成をします。
そして、必ずや新たな日本を作る礎、または架け橋となる団体へと発展することをお約束します。


【自然】
気の流れ、心の流れ、発想の流れをせき止めず…


【自由】
自由な空間の中で、不自由な自己に内在する完全なる自由を見出し…


【真理】
人とは何か?という真理を基軸に、なめらかな社会を想像できる人を育てます。


私達、武禅館の思いをご支援頂きますよう、よろしくお願い申し上げます。


          日本武道教育振興会 総合空手道 武禅館 館長  小池一也